【緊急企画】<政治>について考え...てみる
臨時国会開会と同時の「冒頭解散」。
小池東京都知事を代表とする新党の、突然の結成。
そして最大野党である民進党の「事実上の合流」もとい、分裂。
モリだカケだと疑惑の追及が叫ばれ、解散の「大義」はどこにあるのかとの疑念が渦巻く中、どこからともなく聞こえてくる「希望」とは、果たして何ぞ...!?
目まぐるしく流動する政治の状況に、日本という場所で暮らすひとりとして、一体何をどう考えたらよいのか。
正直、途方に暮れているという方も、多いのではないでしょうか?
かくいう私たちこそが、実はそういう心境です…
そこで、緊急企画!!
波止場てつがくカフェは、今、この奇々怪々な状況にある<政治>について、言葉を交わす場を設けてみたいと思います。
とはいえ、果たしてこの試みをどのようなものと心得るべきなのか。
「対話」とは、お互いに対等な関係性を志向して行われるべきものであると私たちは考えていますが、この取り組みにのぞむにあたって、私たちはそうした前提を充分に持ち合わせることができないかもしれません。
そもそも「選挙」という具体的権力の行使が差し迫るなかで、こうした話題について誰かと話しをするということは、相当の困難を抱えていると言えます。
なぜなら、権力の行使を前に求められることとはすなわち、物事の是非や優劣、そして正悪を判断することであるからです。
そのような欲求へと人々が関心を向ける最中で、相手の立場に「前提」を設けることなく、対等に、じっくりとその考えに耳を傾けることができるかどうか。
対話を呼びかける者として、正直心許ない気持ちがございます。
しかし、左右消失・前後不覚とも見えるこの状況の中では、誰かと話がしたい、誰かの話を聞きたい。
人がこうした気持ちを強めることもまた、事実ではないかと感じます。
まずは何より、そのような欲求に応えたい。
対話の場を開いていこうとする者として、私たちはそのように考えました。
本日から22日(日)の衆議院議員総選挙・投票日までの間、毎週一回、以下の内容にて、てつがくカフェを開催いたします。
目まぐるしく変わる政局のニュースに言葉が追い付かないという方。
誰かに自分の考えについてどう思うのか、聞いてみたいという方。
どんなことでも構いません。
このカオスの中に、果たして「自分の言葉」はどこにあるのか――。
それを探し求める方を、私たちはお待ちしています。
どうかお気軽なお気持ちでお越しください。
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※通常の体制に比しても準備が充分とは言えませんが、下記日程にて最低1名、当会の者が、対話の進行のために待機いたします。皆様のお越しを、心よりお待ち申し上げます。
■開催日程
第1回 10月6日(金)
保守?リベラル? ●●主義って意味あるの?
第2回 10月12日(木)
憲法・法律 ルールって何なのか?
第3回 10月18日(水)
主権 ?民主主義? 「みんなが主人公」って、ほんとはどういうこと?
■時間
いずれも19時~21時
■場所 東京ボランティア・市民活動センター(東京都新宿区神楽河岸1-1 セントラルプラザ10階)
■アクセス 飯田橋駅(JR線、東京メトロ有楽町線・東西線・南北線、都営大江戸線)
■参加費 無料(カンパ歓迎)
※本企画において主催者が、特定の政治集団についての勧誘や宣伝を行うことはございません。
※本催しの趣旨は、お互いの考えをじっくりと聞きながら、「それがそもそもどういうことなのか」を考えるというものです。特定の政治的主張を流布することを目的とするものではないことを、ご承知おきください。
※緊急の場合は、twitter
にて発信します。適宜ご確認ください。
※波止場てつがくカフェは、こんな活動をしているグループです
⇒波止場てつがくカフェ?